セッションの感想
笑美先生との出会いは、当時勤めていた職場での企業セッションでした。
ひと月に1時間と言う枠をいただき、自ら率先して受けること数年。当時の私は、嫌なことがあるとすぐ逃げだそうとする癖があり、そんな時に笑美先生から、向き合おうとしない私に対して「宿題と同じだよ。逃げた分だけ後でやることになる」と言うこの言葉にハッとしました。
結婚当初から義母と同居しており、当時は義母の愛をどう受け止めて良いのか分からず拒否し続けていました。
今思えばとても優しく愛が溢れる人だったと今なら言葉にできるのですが、その時は今ほど素直ではなかったのでしょう。そんな風に思う事も出来ませんでした。
野菜作りが大好きだった義母は、野菜を私にお裾分けしてくれていました。時には一品料理にしてくれることもありましたが、素直になれない私は「ありがとう」を伝えることができませんでした。
そんな私が笑美先生のセッションを受けて、自分がどれだけ嫌な人間だったのか気づくことができました。
大きな変化として、セッションを受けた日、自宅に帰ると義母の部屋の扉を開けて「ただいま」と言っている自分に驚きました。それまでは、極力顔を合わせないように避けてすごしてきたのに、セッションを受けた日は自然と足が義母の部屋に向いていたのです。(決して笑美先生から指導を受けたわけではないのです)
その日を境に、私の中で義母に対する気持ちに変化があり「ありがとう」を伝えることができるようになりました。
そんな矢先に、義母が体調を崩し療養生活が始まりました。体調を崩してからも、義母が気にしていたのは畑で育てている野菜のこと。「もうじきあの野菜がとれるなぁ〜」と寂しそうに話す義母の姿に、主人と2人で一念発起し、義母の畑を受け継いで育てる事にしました。
野菜一つ育てるのに、手間と時間がかかることを、自分で育てて初めて知りました。
私に色んな気づきをくれた義母は、その年の年末に亡くなりました。
亡くなる少し前に、お料理も教えておられる笑美先生のお節料理を学ぶチャンスがあり、義母が大好きだった黒豆を食べさせてあげることができました。
その頃には、ほとんど口から食べることはできなくなっていた義母が、一粒の黒豆を口にして「美味しいわ、ありがとう」と言ってくれた姿は、この先も忘れることはありません。
笑美先生のセッションを受けていなければ、もしかしたら義母の最期を後悔なく見送ることはなかったかもしれません。
自分の嫌な部分に背を向けて、いつまでも嫌なことから逃げ続けていたかもしれません。
笑美先生のセッションで、本当の自分(弱いところも良いところも)の事を知るきっかけをいただき、そして自分の人生をしっかりと生きる意味を教えていただけたと思います。
笑美先生ありがとうございます。
そして、企業の福利厚生で笑美先生のカウンセリングを導入して下さった施設長にも感謝いたします。
石垣幸子(三重県)
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コラムのタイトル:セラピスト・安井 笑美の心のエステルーム
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