【チベット紀行】〜仏画*タンカ編〜
チベットはお寺にお参りするときに『生きとし生けるもの全てが幸せになりますように』と、自分の事では無くみんなの為にお祈りをします
素晴らしいですよね💓
チベットのポタラ宮では年に一度のショトン祭りでは、このお寺の山腹に大きなタンカ(仏画)が開帳されます
チベットの人達は日の出とタンカのご開帳を見るために夜中から山に登るそうです
私が日本に持って帰って来たのは白多羅菩薩(ホワイト・ターラ)💓
《多羅菩薩(ターラー)(ドゥルマ)》
インド名で「輪廻の海を渡るのを助ける女性」と言う意味だそうです
無数の衆生を救ってきた観音様が、苦しむ衆生はまだまだ数知れずいると思い、流した涙から生まれた妃とされ、かなり前から存在していたとされています
インド、ネパール、チベットで最もよく知られた尊格である白ターラーは、チベット多羅菩薩(ターラー)仏像の一つ
ターラーには白、緑、黄、赤、青の5種類があるそうですが、これは密教五仏の影響を受けたもので、もともとは白ターラーと緑ターラーといわれます
タンカのお店にも白と緑の2つありました
白ターラーと緑ターラーは庶民に一番尊敬されているターラーです
白ターラーは阿弥陀如来の左眼から生まれ、両手と両足のひらに目をつけるし、面部に三目がある、七目神と称します
温和で善良、聡明で人に助けることが熱心、救度母とも言われ、白度母卡花冠をかぶるし、両耳に大きいイヤリングをつけています
ハス座にあぐらをかいて座わり、菩薩の特徴、左手にハスを持ち、右手のひらを外に向け、人間の願いを受けると表わしています
白ターラーは美しい女神で観音の救済にもれた人々も残さず救う万能の救済神で、無量寿仏、仏頂尊勝母とともに、長寿三尊の一つに数えられ、病気平癒、延命長寿など息災法関係に効験があるといわれているそうです
長生きしそう💓
タンカはポタラ宮の建物の壁や岩盤にも描かれていました
ガイドさんに連れて行って頂いたタンカ専門のお店では手書きの風景も見ることが出来、絵を描くのが大好きな私にはご馳走でした
絵の具は天然石を粉にした岩絵具を使われています
私のタンカは金を7回塗り重ねてから描かれた仏画だそうで、、眩しいっす✨
このタンカ専門のお店は…
山岳の貧しい方達に、僧侶を辞めて仏画師になった方が技術を伝え商いをされているお店です
タンカの裏にはお坊さんのサインが入っているものもあります
乾燥しているチベットで描かれたタンカは、日本へ持ち帰ると湿気でとんでも無いことになるので、昨日の空き時間に京都の寺町にある額縁専門店で額装していただきました
これでひと安心
特別に、日曜日は米子でこのタンカを囲んで瞑想会をしちゃいました〜〜
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