妹の三男が生まれて
今日が５度目の誕生日
思い起こせば
彼が生まれた日は、私が色彩関係のお仕事で米沢へ行っていた時でした
呉服屋さんで数回にわたる講習の最中に
義理の弟から急な電話が入ったのを覚えています
「妹が出血多量で母子ともに危ないらしい」と
まだ、このようなカウンセリングの仕事は一切やっていなかった私ですが、東北に来ている私にはどうする事も出来ないので、良いも悪いも結果が出てからもう一度電話して
と、伝えました
年上の義弟に、
「貴方がしっかりしなくちゃどうするの！」と一喝した覚えもあります
一見冷たいような言葉に彼は感じたかもしれませんが
絶対妹は死なないと分かっていたから言えた言葉でした
電話を切ったその後、「先生、次の講習お願いします」と声を掛けられて
心をきちんと切り替えられた記憶もハッキリ覚えています
そして…
５時間後、妹も甥も無事と聞いて 大泣きした記憶も。。。
きっと緊張してたのでしょう
その話を周りの人が知った時、私のプロ意識の高さに脱帽ですとおっしゃっていましたが
プロ意識ではなく、
ただ、妹を信じていただけでした
そして 妹も 同じ時
私は絶対死なない
この子も絶対生きる
と、思ったそうです
出産ってそういう事なんですね
妹が、命の尊さを感じた日
実は、私は妹の長男の生まれた日の翌日に交通事故で
一命を取り留めました
妹の子供は
私たちの天使です
今日は遠い東京から 甥っ子の誕生日をお祝いしています
携帯に、送ったプレゼントを嬉しそうに開ける甥っ子の写メガ届きました
素直に 育ってね
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